もともとアパレルで働いていました。結婚して子どもが産まれたので、土日休みの仕事がいいなぁと考えた時に、父と祖父が働いている明成通信が頭に浮かんだ。インフラに関わる仕事。将来も安定している。高校は情報系だったので工事の仕事はまったくの素人。でも、努力でなんとかなる、とのことだったので入社を決意。入社後は、コンストラクション部門で工事を担当。職人さんと連携しながらの仕事です。最初の頃は、専門用語がわからないので「バンドソー持ってきて」と言われて絆創膏を持っていって笑われたことも。バンドソーとは、バンドで動くチェーンソーのような器具。今は研修が充実しているので、事前に基礎を学んで現場に行きますが、僕の新人時代は先輩や職人さんたちに現場で教えてもらいながらの毎日でした。

思い出に残っているのは、入社3年目の時のゴルフ場のクラブハウスのwi-fi工事。やっと一人立ちできるくらいのタイミングの時に、まるごと任せてもらえたんです。自分で日程など段取りをすべて調整して臨んだものの、工事が終わらない…。お客様とは1日で終わる約束なのに…。結局、お客様には謝って別日に続きをおこなうことに。帰りの車では、一緒に担当した同期と反省会。未熟さと痛感するとともに、仕事に責任を持つとはどういうことなのかを学びました。また、同じ現場は２つとありません。高い場所に設置しなきゃいけないなど、現場ごとのハードルも違う。建設途中の案件は、電気屋さんや内装屋さんとの連携もあります。僕は人と話すのが好きなので、いろんな方と協力・連携できる現場が本当に楽しくて、この仕事でよかったなぁと思います。

人の成長を一番に考えている会社だと思います。第二種電気工事士や工事担任者(総合通信)などの資格も、試験費用フルサポート。e-ラーニング研修などもあり、この数年でどんどん充実した印象です。社長との距離が近くて、社長面談もあるんですが、若手の意見をどんどん拾って反映してくれるんですよ。最近では、若手の意見で作業着のデザインが変わりました。安全靴などの身に着けるものや道具の購入には、会社の先輩が付き添ってあげることも。もちろん費用は会社負担。明成通信のロゴ入りの服もできました。若い人もベテランも、みんなで力を合わせてもっといい会社にしていきたいと思っています。